春なのに荻野貴司はいない…からこそ、オープン戦首位打者・髙部瑛斗“覚醒”の予感今年は春なのに、荻野貴司がいない。そう、桜もまだ咲いているのに。いや、だからか。頼みのマーティンにずっと一本が出なかったのも、仙台で佐々木朗希に勝ちがつかなかったのも、たぶん彼がいなかったせいだ。「ぜんぶ、荻野のせいだ」。ホーム開幕戦で延長の末に敗れた夜、地獄のように長い海浜幕張からの帰り道で、ぼんやりとそんなことを考えた。02Apr2022その他コラム千葉ロッテ野球スポーツ
「相手にナメられたら終わり」いまだから明かせる、プロ野球・乱闘劇の舞台裏かつてはTV番組でもある種の「華」としてしばしば取り上げられていた乱闘劇は、近年あまり見られなくなった。チームの枠組みを超えた交流の機会が増え、選手同士の距離が縮まったことがその理由とも言われるが、少々物足りない思いのあるファンも少なくないのではないか。里崎智也氏の著書『プロ野球 里崎白書 Satozaki Channel Archive』(扶桑社)より一部を抜き出し、乱闘の裏側を覗く。19Jun2020コラム千葉ロッテ野球里崎智也
里崎智也が「“リードの良しあし”は名捕手の条件ではない」と断言する理由とはプロ野球の公式試合は、折からの新型コロナウイルス感染拡大の影響を避けるため中止されていたが、5月下旬、その再開が決まった。開幕戦は2020年6月19日を予定している。「無観客試合」とはいえ、野球ファンの望む日常が帰ってきつつあるといえるだろう。ここでは、里崎智也氏の著書『プロ野球 里崎白書 Satozaki Channel Archive』(扶桑社)より一部を抜き出し、「名捕手の条件」について考える。19Jun2020コラム千葉ロッテ野球里崎智也
現役東大女子vs中華食べ飲み放題120分一本勝負【鬼コスパ2,500円】東大女子による大食い企画第3弾! 今回は東京・錦糸町の中華食べ放題コースに行ってきました。その最強コスパを知ってもらうべく、餃子をはじめ本場の料理を食べまくります!31Jan2020メシ通コラム食レポ
「好きな芸人はミルクボーイ」 ロッテ・平沢大河が“お約束”で言ってくれたあの日から4年…… ちょうど4年前のいま頃、ぼくは撮影前の打ち合わせ場所に選んだ武蔵浦和のファミレスで、そのお笑いコンビと初めて会った。 どうにか経費で石垣島の春季キャンプに行けないものかと、なかば趣味と実益をかねて企画した球団公認のDVDつきファンブック。そこに収録する撮りおろしムービー「突撃!! マリーンズ寮」のリポーター役にと、大阪からはるばる来てもらったのが彼らだった。15Jan2020その他コラム千葉ロッテ野球サブカル
寿司修行わずか1ヵ月の職人が開いた高級店が「予約半年待ち」〜37歳元和食料理人の勝算〜徒弟制がいまなお残る和食業界にあっても、とりわけ厳格そうなのがお寿司屋さん。米炊きもロクにできない弟子っ子が見よう見まねで握ろうものなら、頑固一徹な大将から「てめぇにシャリはまだ早ぇ!」などとドヤされる……。いわゆる「回らない」系の高級店には、それぐらい昔気質なイメージって、やっぱりいまもありますよね?でも、なにをもって「一人前」か……なんてのはあまりに主観的すぎて、基準が曖昧。長く修行をしたからと言って、おいしい寿司が握れるようになるとも限りません。そこで今回は、ネットでもしばしば論議を巻き起こす「職人に長年の修行は必要か」問題を検証するべく、「即席」職人の握るお寿司屋さんを徹底リサーチ。業界の「常識」や「慣習」をすっ飛ばして、「...06Dec2019メシ通コラム食レポ
【音楽×野球】オルガンサウンドに魅せられて。プロ野球「最後の球場オルガン」秘話【第四弾】大反響をいただいた『トランペットで愛を吹く!! プロ野球「私設応援団」という生き方』に続いてお送りする今回は、またしてもプロ野球・埼玉西武ライオンズの本拠地メットライフドームが舞台。「音楽×野球」の取材でメットライフドームを訪れて、アレに触れずに帰るなんて、そんな野暮なことがありますか? ……というわけで、われわれ取材班は、ペナントレースが佳境を迎えていた夏の終わりに特別に時間を取ってもらうことにしたのでした。25Nov2019その他コラム野球スポーツ
現役東大女子がメガ盛命題「カレー2.5kgは飲料か?」の証明に挑む軽い気持ちで「ラーメン3kg食べてみる?」とオファーしたら、あっさり完食完飲。それどころか、デザートにホイップ&アイスこんもりのハニトー1斤までペロリと平らげてしまう、圧倒的なポテンシャルを見せつけた現役東大生・中澤莉佳子さん。目のまえで繰り広げられる大食い初挑戦とは思えない驚愕の食べっぷりに、「とんでもないパンドラの箱を開けてしまった!」と思い知らされたわれわれは、その限界をこの目で確かめるべく、ふたたび彼女を招聘したのであった……。21Nov2019メシ通コラム食レポ
【音楽×野球】トランペットで愛を吹く!! プロ野球「私設応援団」という生き方【第三弾】社会人、高校と来れば、次はもちろんプロ野球。「プロ野球×音楽」と聞いて真っ先に思い浮かべるのが、トランペット&鳴り物による日本独自のあのスタイルと、それを仕切る「私設応援団」の存在だ。反社会勢力の排除・根絶に動いたNPB(日本野球機構)によって、全球団の「私設応援団」が許可&公認制となって13年。純然たるボランティアとして、ただひたすらにチームに愛を捧げてきた、とある現役応援団員の知られざる生き様を紹介したい──。29Oct2019その他コラム野球スポーツ
【全文掲載】オリックスに必要なのは「補強」ではなく「物語」である。どうしてこう、いつもチグハグなことばかりするのだろう──。 それが、ストーブリーグで例年感じるオリックス・バファローズに対する、ぼくの率直な感想だ。 T-岡田や吉田正尚といったお金のとれる生え抜きスターも少なくないし、本拠地京セラドームの立地は他と比べてもかなりいい。応援歌やユニフォームだって、垢抜けていてカッコいい(限定ユニだけは謎だけど)のに、決定的な何かに欠ける。それが、優勝からは22年も遠ざかり、昨季は観客動員でも12球団最下位に沈んだ成績&人気の低空飛行にもつながっていると思うのだ。では、「何」が欠けるのか──。 物心ついたときから阪急ファンで、イチローがいた頃まではオリックスを熱心に応援していたぼくが思うに、そ...14Aug2019その他コラム野球スポーツ
【全文掲載】巨人の真相・覆面記者座談会長らく球界の〝盟主〟と呼ばれ、前掲オリックス・宮内オーナーも〝球界再編〟の折にはその位置づけを「野中の一本杉」(『論座』04年12月号)と評した特殊な球団、巨人軍。山口壽一オーナーと原辰徳監督の関係性から見えてくるパワーゲームの真相とは──。14Aug2019その他コラム野球スポーツ
【100円で買った中古本】『これからを生き抜くために大学時代にすべきこと』国道沿いや駅前の古本屋チェーンの店内にひっそりとたたずむ、たたき売り同然の「100円」の書棚。そんな一角で偶然出会った一冊から、あなたの人生を変えるかもしれない「金言」をほんの少しだけおすそわけ。今回は、迷える青少年のために書かれた指南書『これからを生き抜くために大学時代にすべきこと』を紹介します。07Jun2019その他コラム書評