“プロ注”ゼロでも大阪桐蔭撃破! 東大阪“プロ注”ゼロでも大阪桐蔭撃破! 東大阪大柏原・元プロ指揮官の突破術…14年ぶり甲子園出場の秘密は「意識改革」と「インソール」にあり!?この夏、14年ぶり2度目の“聖地”行き切符をつかみ取った東大阪大柏原。オリックス&巨人を経て、2018年から同校野球部を率いる元プロ・土井健大監督に、大阪桐蔭&履正社の牙城を突き崩した“ジャイアントキリング”の秘密を聞いた。05Aug2025集英社オンラインインタビューコラム野球
「アナウンサーとしても“怪物”に挑みたい」“松坂世代”上重聡さんインタビュー/後編ソフトバンク・和田毅投手の引退表明によって、NPBの現役選手はついにゼロ。2024年は一時代を築いたあの“松坂世代”にとっても、大きな節目となりました。そこで今回は、この秋、26年ぶりに甲子園のマウンドにも上がった上重聡さんにインタビュー。40代を迎えたいまだからこそ見えてきた「なるとは思ってもみなかった」アナウンサーとしてのやりがいと矜持。フリーランスとして目指す未来を、ご本人に聞きました。06Dec2024FMV きらめくインタビュー野球
「フリーだからこそ正直に」“松坂世代”上重聡さんインタビュー/前編ソフトバンク・和田毅投手の引退表明によって、NPBの現役選手はついにゼロ。2024年は一時代を築いたあの“松坂世代”にとっても、大きな節目となりました。そこで今回は、この春、21年間勤めた日本テレビを退社し、フリーになった上重聡さんにインタビュー。一般的には“勝ち組”とされるキー局アナウンサーの約束された“安定”を捨て、あえて実力がモノを言うフリーランスの世界へ飛び込んだその真意を、ご本人に聞きました。06Dec2024FMV きらめくインタビュー野球
昭和プロ野球 伝説の「10・19」秘話 閑古鳥の鳴く川崎球場が日本でいちばん熱かった日近年は、ライスボウルを3連覇中のアメフット・Xリーグ1部の強豪『富士通フロンティアーズ』のホームグラウンドとしても知られる『富士通スタジアム川崎』。そんな富士通スタが、まだ『川崎球場』と呼ばれた昭和の終わり。この場所は、日本中の視線を釘づけにした“伝説”の舞台ともなりました。それが、すでに全日程を終えていた首位西武を「0.5」ゲーム差で追う近鉄のシーズン最終戦。昭和63年10月19日のロッテvs.近鉄ダブルヘッダー。通称“10・19”。連勝すれば、8年ぶりのパ・リーグVを自力で決められる状況にあった近鉄は、迎えたこの大一番でまさかの苦戦を強いられ、1勝1分。“時間切れによる引き分け”という無情の幕切れとともに、西武の逃げきり“V4”...18Oct2024FMV きらめくインタビューコラム千葉ロッテ野球
<超偏愛コラム>マリーンズファンあるある 酸いも甘いも、全部噛みわけた先に待つ、何か――勝率1位でリーグ優勝を果たしたのはオリオンズ時代の1970年が最後。それでも、ファンはなぜマリーンズに惹きつけられるのか。過去に『千葉ロッテマリーンズあるある』を出版した著者がつづる超偏愛コラム――。06Jul2024週刊ベースボールコラム千葉ロッテ野球
高校時代の恩師も太鼓判! ロッテの未来は新旧“ダイナマイト”山本大斗と石川慎吾に託したいこの「文春野球」で書く最後のコラムは、ふたりの“ダイナマイト”と決めていた。20年の育成ドラフト3位指名から昨季支配下契約を勝ち取った期待の3年目・山本大斗と、今年7月3日に小沼健太とのトレードで巨人から加入した12年目の石川慎吾。プレースタイルは異なるも、ともに高卒からのプロ入りで、ともにパンチ力のある右の外野手。図らずもロッテで並び立つことになった新旧“ダイナマイト”は、いかにしてプロへとたどり着いたのか。その大きな“ターニングポイント”である高校時代の恩師に、彼らの素顔をうかがった。27Sep2023文春オンラインインタビューコラム千葉ロッテ野球
吉井監督も絶賛の“陰のMVP” とにかくうるさい大下誠一郎にはロッテに染まらず“つっぱり”続けてもらいたいシーズン最終盤までオリックスと優勝争いを演じた2年前。さまざまな制限のかかったコロナ禍の球場で、ぼくらは“生音”オンリーで観るプロ野球の新たな楽しみ方と一緒に、大下誠一郎のやかましさをまざまざと知った。 21年9月7日の敵地・神戸では、“特例2021”の代替選手としてこの日昇格してきたばかりの彼に代打ホームラン&サヨナラ打を打たれて首位陥落。最大の山場となった同月28日からのホーム3連戦に至っては、彼自身の出場は一度もなかったにもかかわらず、SNSのタイムラインが試合開始前から「大下うるさい」であふれかえるほどの存在感を発揮した。「1勝でもすればマジック点灯」という断然ロッテ有利の状況で喫した、痛すぎるよもやの3連敗。優勝がどちらに...09Sep2023文春オンラインコラム千葉ロッテ野球
3ヵ月ぶり白星! 高校野球の“頂点”を知るロッテ・小島和哉が起こす“革命”をぼくらはまだ信じているロッテ選手たちの高校時代って、そう言えばどんなだったのかな。巷が夏の甲子園で盛りあがる最中。ふと思いたって、世田谷・八幡山の大宅壮一文庫に行ってきた。一応、ご存じない方のために補足しておくと、大宅壮一文庫は、明治期から現在までのありとあらゆる雑誌を収蔵している日本で唯一の雑誌図書館で、入館料の500円を払えば、誰でもデータベースにアクセスができて、15冊まで読むことができる(追加したいときは10冊ごとに100円)。いまや入手困難なあらゆるジャンルの貴重な資料もたくさん収蔵しているとあって、出版業界に身を置く人なら、一度は利用したことがあるであろう、言わば“御用達”の場所でもある。端末に好きなキーワードを打ち込むだけで、おもしろそうな...20Aug2023文春オンラインコラム千葉ロッテ野球
登板日の夜は徹マン、楽しそうに練習してると激怒…ロッテの大エース・村田兆治の“凄イイ”話杉下茂さん、北別府学さんと、昭和プロ野球を彩った大投手の訃報が相次いだことで、昨年亡くなったロッテが誇る大レジェンド、村田兆治さんのことをふと書きたくなった。折りしも、来たる7月6日。久方ぶりの開催となる東京ドームでの主催試合は、「ロッテオリオンズ誕生50周年記念」と銘打って行われた2018年と同じ、西武が相手。あの日の始球式には、スパイクも履かずにマウンドに上がって、内角低めに112km/hのストレートを投げ込んだ御年68歳の兆治さんの姿もあったのだ。そんなわけで、今回のコラムはやや唐突ながら、濃密トンデモな“兆治ばなし”。野球以外のことにはとことん不器用だった「昭和生まれの明治男」の生きざまを、81年のプロ入りから丸10年、とも...04Jul2023文春オンラインインタビューコラム千葉ロッテ野球
マリンの売り子歴28年目! コロナ禍で“声”を奪われたコーラ売り近藤さんの「ロッテと歩んだ1100日」ライトスタンドからの大声援、谷保恵美さんのアナウンス。そして、時折スタンドに響きわたる名物コーラ売り・近藤さんの「コーラと烏龍茶、ホットドッグはいかがですかー?」「ZOZOマリンスタジアムに欠かせない“音”と言ったら?」みたいな問いがもしあったら、ほとんどのロッテファンは、たぶんこの3つを挙げるのではなかろうか。なかでも、近藤さんは、もはやマーくん、リーンちゃん、ズーちゃんと同じくらいマリンには欠かせないマスコットのような存在。彼のちょっと甲高い、でもよく通るあの声を聴かないと「マリンに来た気がしない」という人もきっと少なくないだろう。今回はそんな“コーラ売りの近藤さん”こと近藤晃弘さんに直談判。2020年シーズンから続いたコロナ禍...07Jun2023文春オンラインインタビューコラム千葉ロッテ野球
「江村直也がいるから毎日が楽しい」ファン歴10年“江村女子”が701日ぶりスタメンマスクに歓喜した日育成出身の高卒6年目、森遼大朗にプロ初勝利をもたらした4月19日の日本ハム戦。ロッテファンにとってのいちばんのサプライズは、その球を受けた捕手が江村直也だったことだろう。期待の若手・松川虎生との入れ替わりで今季初の1軍昇格をつかんだ捕手最年長のプロ13年目。チームきっての“愛されキャラ”だが、基本はもしもの事態に備える“3番手”ポジションである彼がスタメンマスクを被ったのは、21年5月18日のオリックス戦以来、約2年ぶり。昨季は夏の終わりに一瞬ベンチ入りしただけで試合にすら出してもらえなかったぼくらの“エム”が、きっちり結果を出してみせたのだから、こんなにうれしいことはなかった。ちょうど次のコラムテーマをどうしようかと思案していたぼ...12May2023文春オンラインコラム千葉ロッテ野球
「今日、美馬さん出る?」小学生の娘とロッテを近づけてくれたのは佐々木朗希ではなく美馬学だった話野球が団欒の中心になることがほとんどなかったわが家でも、この春は少しだけ変化が起きた。さすがに小学校でもWBCは盛り上がっていたと見えて、これまでならチャンネルを変えると決まって「えーっ↘」となっていた野球中継にも「ニッポン、勝つかな?」と前のめり。とりわけ、上の娘はこちらが何も言わなくても「今日ローキ、投げるんでしょ?」なんてことを言いだすようにまでなった。もちろんそこには、仲のいいクラスの友達の何人かが地域の少年野球チームに入っていたり、体育の授業でやった「ティーボール」(ピッチャーの投げた球ではなくティーに置いたボールを打つやつ)が、ことのほか楽しかった、などなど、彼女と野球との距離を近づけた要因もいくつかはある。でもいちばん...08Apr2023文春オンラインコラム千葉ロッテ野球