震災10年後の福島をいまこそ描く 映画『こんな事があった』松井良彦監督インタビューいまなおカルト的人気を誇る問題作『追悼のざわめき』で知られる松井良彦監督の、18年ぶりとなる最新作『こんな事があった』が話題を呼んでいる。石井聰亙(現:岳龍)らとともに70-80年代を牽引したインディーズ映画界の雄が、いまなぜ「反原発」なのか――。寡作なあまりになかば“伝説”とも化している鬼才監督に、作り手としての矜持と“空白の18年”について聞いた。19Sep2025サイゾーオンラインインタビュー映画・ドラマ
「昭和100年」の万博イヤーに劇場版爆誕! “タローマン”藤井亮監督インタビューいまは亡き昭和の大芸術家・岡本太郎と特撮を掛け合わせた奇跡の怪作。深夜の5分枠から誕生したデタラメすぎる特撮ドラマ『TAROMAN 岡本太郎式特撮活劇』が、“昭和100年”の節目を迎えたこの夏、まさかの劇場版として帰ってきた。広告業界で名を馳せた気鋭の映像作家にして、今作が商業映画デビューともなる藤井亮監督に、“タローマン”に懸ける思いを聞いた。26Aug2025サイゾーオンラインインタビュー映画・ドラマ
“プロ注”ゼロでも大阪桐蔭撃破! 東大阪“プロ注”ゼロでも大阪桐蔭撃破! 東大阪大柏原・元プロ指揮官の突破術…14年ぶり甲子園出場の秘密は「意識改革」と「インソール」にあり!?この夏、14年ぶり2度目の“聖地”行き切符をつかみ取った東大阪大柏原。オリックス&巨人を経て、2018年から同校野球部を率いる元プロ・土井健大監督に、大阪桐蔭&履正社の牙城を突き崩した“ジャイアントキリング”の秘密を聞いた。05Aug2025集英社オンラインインタビューコラム野球
『ふれる。』長井龍雪監督が地元映画祭で語ったアニメ産業の現状とこれからいまや市場規模は過去最高の3.5兆円! 今年も、劇場版『名探偵コナン 隻眼の残像(フラッシュバック)』がいち早く興収100億円を突破するなど、その活況ぶりは、数あるコンテンツ産業のなかでも、やはりアニメが群を抜く。だが、そんな活況の裏側では「腕のいいアニメーターは数多いが、個性豊かな作家があまり育っていない」と構造的な偏りを指摘する声もチラホラ。“本当の意味での地方創生”を標榜してこの3月に開催された『第3回 新潟国際アニメーション映画祭』でも、「産業としてのアニメと作家性の両立」は、多くの識者からも“今後の課題”として聞かれていた。そこで今回は、同映画祭に地元出身のクリエイターとして招かれた長井龍雪監督のインタビューを、最新作『ふ...04Jun2025サイゾーオンラインインタビュー映画・ドラマ
世間を挑発し続ける映像作家・足立正生監督インタビュー 「逃げ通すという、極限的な戦い」描いた映画『逃走』公開御年85歳のここへ来て、世間をザワつかせる問題作を立て続けに発表している映画監督・足立正生。その最新作『逃走』が、来たる3月15日から公開される。今際の際に自ら本名を名乗って死んでいった桐島聡の49年にも及んだ逃走劇に、元日本赤軍という異色の経歴をもつ映像作家は、何を感じ、何を見たのか。入魂の一作に込めた思いの丈をうかがった。14Mar2025サイゾーオンラインインタビュー映画・ドラマ
「実力伯仲の今は力の差も本当に紙一重」“山の神”柏原竜二さん、箱根駅伝を語る/後編お正月の風物詩、1月2日・3日の箱根駅伝をより楽しむための特別企画としてお送りしている“山の神”柏原竜二さんへのロングインタビュー。後編では、優勝候補として名の挙がる國學院大&青山学院大をはじめとした強豪校の強さの秘密と、ひとつのミスが命取りになりかねない実力伯仲のシード権争い。そして、次の100年へと向かう“箱根のこれから”について、さらに詳しくうかがいました。27Dec2024FMV きらめくインタビュースポーツ
「5区を走りたい僕は稀有な存在だった」“山の神”柏原竜二さん、箱根駅伝を語る/前編お正月の風物詩と言えば、なんと言っても箱根駅伝。1月2日・3日の午前中は、毎年決まって家族みんなでテレビ観戦……というご家庭も、きっと多いことでしょう。そこで今回は、実業団の名門・富士通陸上競技部でも活躍した“山の神”柏原竜二さんに直撃インタビュー。前編では、母校・東洋大を2009年から4年連続の往路優勝、3度の総合優勝へと導いた学生時代のエピソードを中心に、箱根路を駆けるアスリートの心持ちについて、当事者目線でいろいろお話を聞きました。27Dec2024FMV きらめくインタビュースポーツ
「アナウンサーとしても“怪物”に挑みたい」“松坂世代”上重聡さんインタビュー/後編ソフトバンク・和田毅投手の引退表明によって、NPBの現役選手はついにゼロ。2024年は一時代を築いたあの“松坂世代”にとっても、大きな節目となりました。そこで今回は、この秋、26年ぶりに甲子園のマウンドにも上がった上重聡さんにインタビュー。40代を迎えたいまだからこそ見えてきた「なるとは思ってもみなかった」アナウンサーとしてのやりがいと矜持。フリーランスとして目指す未来を、ご本人に聞きました。06Dec2024FMV きらめくインタビュー野球
「フリーだからこそ正直に」“松坂世代”上重聡さんインタビュー/前編ソフトバンク・和田毅投手の引退表明によって、NPBの現役選手はついにゼロ。2024年は一時代を築いたあの“松坂世代”にとっても、大きな節目となりました。そこで今回は、この春、21年間勤めた日本テレビを退社し、フリーになった上重聡さんにインタビュー。一般的には“勝ち組”とされるキー局アナウンサーの約束された“安定”を捨て、あえて実力がモノを言うフリーランスの世界へ飛び込んだその真意を、ご本人に聞きました。06Dec2024FMV きらめくインタビュー野球
昭和プロ野球 伝説の「10・19」秘話 閑古鳥の鳴く川崎球場が日本でいちばん熱かった日近年は、ライスボウルを3連覇中のアメフット・Xリーグ1部の強豪『富士通フロンティアーズ』のホームグラウンドとしても知られる『富士通スタジアム川崎』。そんな富士通スタが、まだ『川崎球場』と呼ばれた昭和の終わり。この場所は、日本中の視線を釘づけにした“伝説”の舞台ともなりました。それが、すでに全日程を終えていた首位西武を「0.5」ゲーム差で追う近鉄のシーズン最終戦。昭和63年10月19日のロッテvs.近鉄ダブルヘッダー。通称“10・19”。連勝すれば、8年ぶりのパ・リーグVを自力で決められる状況にあった近鉄は、迎えたこの大一番でまさかの苦戦を強いられ、1勝1分。“時間切れによる引き分け”という無情の幕切れとともに、西武の逃げきり“V4”...18Oct2024FMV きらめくインタビューコラム千葉ロッテ野球
高校時代の恩師も太鼓判! ロッテの未来は新旧“ダイナマイト”山本大斗と石川慎吾に託したいこの「文春野球」で書く最後のコラムは、ふたりの“ダイナマイト”と決めていた。20年の育成ドラフト3位指名から昨季支配下契約を勝ち取った期待の3年目・山本大斗と、今年7月3日に小沼健太とのトレードで巨人から加入した12年目の石川慎吾。プレースタイルは異なるも、ともに高卒からのプロ入りで、ともにパンチ力のある右の外野手。図らずもロッテで並び立つことになった新旧“ダイナマイト”は、いかにしてプロへとたどり着いたのか。その大きな“ターニングポイント”である高校時代の恩師に、彼らの素顔をうかがった。27Sep2023文春オンラインインタビューコラム千葉ロッテ野球
登板日の夜は徹マン、楽しそうに練習してると激怒…ロッテの大エース・村田兆治の“凄イイ”話杉下茂さん、北別府学さんと、昭和プロ野球を彩った大投手の訃報が相次いだことで、昨年亡くなったロッテが誇る大レジェンド、村田兆治さんのことをふと書きたくなった。折りしも、来たる7月6日。久方ぶりの開催となる東京ドームでの主催試合は、「ロッテオリオンズ誕生50周年記念」と銘打って行われた2018年と同じ、西武が相手。あの日の始球式には、スパイクも履かずにマウンドに上がって、内角低めに112km/hのストレートを投げ込んだ御年68歳の兆治さんの姿もあったのだ。そんなわけで、今回のコラムはやや唐突ながら、濃密トンデモな“兆治ばなし”。野球以外のことにはとことん不器用だった「昭和生まれの明治男」の生きざまを、81年のプロ入りから丸10年、とも...04Jul2023文春オンラインインタビューコラム千葉ロッテ野球