病が変えた夫婦の形とは? 鈴木大介の感動作『されど愛しきお妻様「大人の発達障害」の妻と「脳が壊れた」僕の18年間』昔、金八先生が3年B組の生徒に向かって説いていた「人という字は〜」のような講釈を、現実世界で面と向かってされたら、なに不自由なく健常な日々を謳歌する人の多くは、きっと「いきなりこの人、なに言っちゃってんの?」と眉をひそめることだろう。このほど上梓されたルポライター・鈴木大介氏による『されど愛しきお妻様 「大人の発達障害」の妻と「脳が壊れた」僕の18年間』(講談社)は、ヘタをすると「なに言っちゃってんの」案件にもなりかねない、そんな「人と人とが支えあうことを大切さ」を、金八的な説教くささを抜きに、ストンと胸に落としてくれる1冊だ。不定形発達、いわゆる「発達障害」を抱えた妻に代わって家事も仕事も一手に引きうけつつ、15年間、小言を言い続...27Mar2018その他インタビュー書評
窪田美沙 “全員女子”のアクション活劇へ参戦来たる4月7日より全国順次公開となる映画『放課後戦記』で、主要キャラのひとり、求邑知歌役を演じたアイドルグループ仮面女子の窪田美沙さん。近年とみに多彩な活躍をみせる彼女に「ずっとなりたかった」という女優業への熱い想いを聞いてきた。 16Mar2018ドカントインタビュー映画・ドラマ
ドラフトで入団後わずか2年で戦力外通告……。元教習所教官の異色投手が見たプロ野球の「理想と現実」読者の多くはその名前を聞いても、ピンと来ないかもしれない。 彼、信樂(しがらき)晃史は、昨秋、在籍わずか2年で千葉ロッテマリーンズから戦力外通告を受けた元投手。15年のドラフト指名時に話題となった「自動車教習所教官」と言えば、「そう言えば」と思い出す人もいるだろう。 続々とプロ入りしてくる選手のうち、およそ75%が10年以内に去っていく世界とはいえ、2年でクビというのは異例のこと。毎年100人近くが入れ替わるプロ野球にあっても、とりわけ厳しい現実を突きつけられたのが、他ならぬ信樂だった。 12球団合同トライアウトをひとつの区切りに、故郷・宮崎で“第2の人生”を歩み始めた彼に、はかなくも濃密だった2年間のプロ生活とこれからを聞いた。12Mar2018メシ通インタビュー千葉ロッテ野球