後半戦、ホームで大きく負け越しているロッテに一ファンとして思うこと「次、どんなテーマがいいですかねぇ。明るい話題、あんまりないですねぇ」なんてやりとりを、文春野球コラムのマリーンズ軍監督・近藤氏としたのは、夏の甲子園が佳境を迎えていた頃。試合によっては、おなじみのチャンテが両サイドのアルプススタンドから交互に鳴り響くこともあった熱戦続きの聖地では、平沢大河&西巻賢二の母校・仙台育英が快進撃。須江航監督による「青春は密」の名フレーズも生まれた劇的な“白河越え”が、日本中に感動を呼んだのは、その仙台でイーグルス相手に1安打完封負け。甲子園の優勝投手である小島和哉がまたも見殺しに遭った、ちょうど翌日のことでもありました。そして、フェンスに激突しながらもボールは離さなかった福田秀平の大ファインプレーなども...09Sep2022文春オンラインコラム千葉ロッテ野球