「佐々木朗希で3回目」“ミスター・ロッテ”有藤通世が語る完全試合目下、野球ファン最大の関心事と言えば、ロッテ・佐々木朗希。28年ぶりの完全試合を達成した4月10日のオリックス戦に続き、翌週17日の日本ハム戦でも8回をパーフェクト。休養目的の登録抹消を経て復帰する6日のソフトバンク戦でも、“令和の怪物”と呼ぶにふさわしいその小気味いい投球は、多くの人々をまた魅了することだろう。――プロ野球史上でもたった16人。ここ半世紀では4人しかいないこの「完全試合」の快挙に、選手として、解説者として計三度も立ち会ったのが、“ミスター・ロッテ”こと有藤通世氏だ。くだんの佐々木の快挙達成の瞬間には、歓喜のあまり、実況席から「もう棺桶にこのまま入ってもいい」とも口走ったレジェンドに話を聞いた。06May2022現代ビジネスインタビュー千葉ロッテ野球
見せてくれ、あの夏の弾道を。迷える“幕張のゴジラ"安田尚憲を、ぼくは まだ信じている2軍施設に隣接するロッテ・浦和工場を見学したら、必ず『パイの実』が64層からできていることに驚いてみせるのがマリーンズに入ったルーキーたちの“お約束”だが、あの夏、小1の娘がすこぶる興奮していたのは、溶かしたてのカカオの苦さと、焼きたての『コアラのマーチ』ビスケットの香ばしさ。それと、回り灯籠のような円筒状の金型に彫られたコアラの絵柄の豊富さだったと思う。01May2022文春オンラインコラム千葉ロッテ野球