目下、野球ファン最大の関心事と言えば、ロッテ・佐々木朗希。28年ぶりの完全試合を達成した4月10日のオリックス戦に続き、翌週17日の日本ハム戦でも8回をパーフェクト。休養目的の登録抹消を経て復帰する6日のソフトバンク戦でも、“令和の怪物”と呼ぶにふさわしいその小気味いい投球は、多くの人々をまた魅了することだろう。
――プロ野球史上でもたった16人。ここ半世紀では4人しかいないこの「完全試合」の快挙に、選手として、解説者として計三度も立ち会ったのが、“ミスター・ロッテ”こと有藤通世氏だ。くだんの佐々木の快挙達成の瞬間には、歓喜のあまり、実況席から「もう棺桶にこのまま入ってもいい」とも口走ったレジェンドに話を聞いた。
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