「私の目的は虫を好きになる橋渡し。芸能界への執着や野心はないんです」 通称"アウト軍団"のメンバーとして出演中のバラエティ番組『アウト×デラックス』でもす っかりおなじみの"虫ドル"カブトムシゆかりちゃん。このコーナーへは2度目の登場となる今回は、先頃ついに発売となった初の昆虫本の裏話から、芸能界では唯一無二の存在である"虫のおねえさん"ならではの悩みまで、その本音をざっくばらんにうかがった!! 夏は虫、冬はパチンコの"二足のわらじ"で活躍中!! ──前回出てもらったとき(14年3月号)と比べると知名度なんかは格段にアップしたと思いますが、最近は主にどういった活動を? 「いまは虫よりもパチンコのほうが忙しいですね(笑)。番組を何本かやらせてもらっている関係で、週末はだいたい地方のお店とかに営業へ行くことが多いです。一応、夏は虫、冬はパチンコみたいな"二毛作感"は出したいなっていうのがあるんで、この夏はパチンコを極力控えるつもりではいるんですけどね」 ──虫とパチンコ、二足のわらじには明確な線引きがあったりも? 「パチンコのお仕事のときは、あの羽根の生えた衣装は着ないっていうのはありますね。私のなかにもヘンにプライドがあって、虫以外であれを着ちゃうと、『虫のおねえさんになりたい』っていう最初の趣旨からズレちゃう気がするんです。それにパチンコとかだと"実戦6時間"みたいなイベントも普通にある。あの衣装でそれをやるのは物理的にも厳しいし、隣の台の人とかに羽根が当たって迷惑をかけちゃうっていう難点もあったりしますしね(笑)」 ──では、今回発売された著書には、そうやってプライドをもって取り組んできた"虫ドル"としての想いもしっかり詰まっているわけですね。 「そうですね。中身は図鑑ってよりはトリビアとか"あるある"に近い感じなので、子どもの頃に少しでも虫に触れている人には、『昔よくイジってたこの虫、そんな名前だったんだ』とか、ちょっと懐かしい気持ちになりながら見てもらえるんじゃないかと思います。とにかく、たくさんの人に少しでも虫にかわいさを見出してもらえたら本望です」 ──いわゆるタレント本テイストなのかと思いきや、かなりガチ。ページをめくるたびに虫への愛情の深さが否応なしに伝わってきましたよ。
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